『次世代へ つなごう無事故と 青い地球(ほし)』を推進標語に掲げ、6月2日から8日までの7日間を危険物安全週間とし、危険物の保安に対する意識の高揚及び啓発を全国的に推進しています。
危険物は、普段何気なく使っている品物の中にも、数多く含まれています。
例えば、
『自動車・石油ストーブなどの燃料(ガソリン、軽油、灯油)』
『化粧品・消毒・油性塗料などの原料(アルコール、シンナーなど)』
『花火に使われている火薬(硫黄など)』があります。
これらの家庭内における危険物は、たとえ少量でも使用方法を誤ると、火災や爆発などの危険がありますので、十分に注意して取り扱うことが必要です。
■(危険物の性質)
・ガソリンまたはコロナ感染防止等のアルコール消毒は、可燃性蒸気が発生しやすく、低い温度でも火がつくため、電気火花等のちょっとした火源にも注意が必要です。
・ヘアースプレーや殺虫剤などは、高温になる暖房器具の前などに置くと爆発する危険があります。
■(保管のポイント)
・容器やふたが破損していないか確認する。
・容器のふたを確実に閉める。
・高温になる場所に置かない。
・子供の手の届かないところに置く。
・保管量は必要最少限にする。
・使用中は火気厳禁とし、定期的に換気を行う。
身近にある危険物をより安全に使用するためにも危険物に対する知識を身につけ、不注意による火災や事故を起こさないように、気を引き締めて使用することが大切です。
問合せ:奈良県広域消防組合 下市消防署
【電話】52-2299
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